ブレスを作ったりするとき、石選びにも時間がかかります。
ご依頼主のご予算があれば、なおさらです。

希望に合った石を探し選ぶのに早くて数時間、長くて数日、数ヶ月、発注するのに複数のお店を見て回るから、また時間がかかる。ここまでで、第一段階。

石が届いたら、選別して、デザインを思案する。
だいたいイメージが固まっているときもあれば、実物を見てから
決める場合も…大げさに言うと「直感」という神が降りてくるのを
待つようなものです。

 そのようすは、魔法陣を組む魔術師のよう。

出来上がったら、全体の仕事の7割は終わりです。

あとは、石の説明を書くことと、包装、発送に費やします。

 以前は、依頼主個人にあてて一筆書いていましたが、多忙のため、今は備忘録やホームページ上でお許しいただいています。


石の波動や石言葉は、調べてみると、けっこう様々な石でかぶっていたりするのです。
 たとえば、恋愛の石の代表はローズクォーツですが
ピンクトルマリンもそうですし紫水晶、モルガナイトも恋愛運に用いることもあります。

 金運を呼ぶとされる石の代表は、シトリン(黄水晶)ですが
トパーズや琥珀、ルチルクォーツも金運に関係があります。

なぜ、この石を選んだのか。

石が持ち主に働きかけるエネルギーはなにか。
などを調べて、記すときに、第6感を使っているような気がします。

 ありがたいことに多少納期が遅れても、つたない私の手書きの
説明書が欲しいと言ってくださるご依頼主も多いので
調べるにも注意をはらいます。

 石を選ぶところから、依頼主や身に付けてくださる方への
祈りの念がこもり、石は「パワーストーン」と呼ばれる存在になるのかもしれません。